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武田正受庵『妻・宗恩の語る利休の貌』

  1. 2012/09/05(水) 19:57:03|
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武田正受庵『妻・宗恩の語る利休の貌』(中央公論事業出版、2002年)は千利休を描いた歴史小説である。利休の後妻・宗恩を語り手としている点が特徴である。「スケール」という外来語が使われている箇所があるものの(62頁)、宗恩の話し言葉で全編進む。

千利休は豊臣秀吉との関係で語られることが多いが、『妻・宗恩の語る利休の貌』では織田信長との関係を重視する。千利休の茶道の大成には織田信長の茶道の影響があったと分析する(56頁)。
http://www.hayariki.net/7/6.htm
『妻・宗恩の語る利休の貌』では大徳寺との関係の深さも描く。利休が京都に移った理由は大徳寺住持となった古渓宗陳の支援であった。京都では大徳寺門前に四畳半茶室「不審庵」を設けた(52頁)。利休の失脚も大徳寺潰しという大きな政治的背景の一貫として描かれる。利休の孫の千宗旦は大徳の喝食として育てられた。

茶道と禅宗、さらには大徳寺のとの関係の深さを示している。参禅する茶道の担い手を「よくお寺に行って」と中傷した人物がいるが、茶道を理解していない的外れの非難である。


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