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パラレルワールド・ラブストーリー

  1. 2013/09/01(日) 19:02:04|
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東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社文庫)は記憶改変をテーマにしたSFミステリーである。主人公・敦賀崇史は少年時代からの親友と、女性・麻由子の三角関係に思い悩む。日常の中で物語は進むが、早い段階から何らかの陰謀があることは容易に察知できる。むしろ主人公の認識が遅く、じれったさを感じるほどである。このために先の展開を予想しながら読み進めたが、結末は予想を大きく外れた。

私は東急リバブル東急不動産から新築分譲マンションをだまし売りされた経験がある(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス)。このために悪質な企業の陰謀という展開を予想した。この予想を紹介文の「錯綜する世界の向こうに潜む闇」が後押しした。しかし、その予想は大きく裏切られた。物語としては、キレイにまとまった終わり方である。社会よりも私の回りの人間関係を重視する日本文学の伝統に即している。

信じられないほどの善人だったという、人間の善性を信じたくなるような救われる読後感がある。しかし、改めて考えると、その研究は倫理的には許しがたいものである。技術者の倫理観の欠如は恐ろしい。世の中を害するという悪意はなくても企業や技術は人を傷つけることができる。悪意なき害悪の被害者になってしまったならば救われない。

企業の行動も事態を収拾しようとしたに過ぎないが、不都合な事実を隠す隠蔽体質は批判に値する。それは東急不動産だまし売り裁判と同じである。
http://hayariki.net/futako/19.htm
Appeals Court (The Suit TOKYU Land Corporation Fraud) eBook: Hayashida Riki: Amazon.ca: Kindle Store
http://www.amazon.ca/dp/B00ET2QNGU


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