容量2GB!アクセス解析&動画ファイルも可能な無料ブログ。アフィリエイト完全対応。
  最新画像一覧   /    おもしろブログが満載! シャッフル ブログ  /     無料登録  

『美男ですね』第1話wiki林田力review

  1. 2012/09/25(火) 23:04:04|
  2. ブログ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
TBS系の金曜ドラマ『美男ですね』(イケメンですね)が2011年7月15日から放送を開始した。『美男ですね』は見習いシスターの主人公が双子の兄に扮して人気バンドA.N.JELLの新メンバーになる韓国の人気ドラマの日本リメイク版である。

ドジな女性が男性になりきるドタバタ劇と、イケメンに囲まれる胸キュンなラブコメディーが韓国のみならずアジア中で大人気となった。その要素は日本版でも健在であるが、日本版では主演が明るく元気な瀧本美織に相応しく、主人公の桜庭美子がイケメンメンバーを引っ張る展開も見せた。

瀧本美織の明るさはオリジナル版の美子に相当するコ・ミニョ(パク・シネ)の空回りするドジっ娘というイメージには合っている。一方で修道院生活を送る世間知らずの内気な女性というミニョのイメージを壊す危険もある。この点でドラマでは孤児院生活の回想を挟むことで、美子のキャラクターを説明付けた。瀧本も男性の裸を見て硬直してしまうなど純な女性を演じている。

海外の人気ドラマのリメイクは伝統的な手法であるが、『美男ですね』の難しいところはオリジナルの視聴者が多い点である。直近ではオリジナル版が5月にフジテレビ系列で放送されたばかりである。オリジナルと同じではリメイクの意味がなく、オリジナルを壊せばオリジナルのファンから叩かれる。日本版は基本設定を踏襲するが、細部には独自設定を加えている。

たとえば倖田來未が歓迎パーティーに招待された芸能人として本人役で登場する。A.N.JELLの事務所社長・安藤弘(高嶋政伸)は「You」などジャニー喜多川のような話し方になっている。これはA.N.JELLのメンバーが桂木廉(玉森裕太、Kis-My-Ft2)、藤城柊(藤ヶ谷太輔、Kis-My-Ft2)、本郷勇気(八乙女光、Hey! Say! JUMP)とジャニーズのアイドルであることからの茶目っ気である。

そしてA.N.JELLのマネージャー馬淵始(柳沢慎吾)は原作以上にテンションが高い。桜庭美子(瀧本美織)に兄・美男の代役を頼む展開は強引である。その後も美子をメンバーの中に残して自分は帰ってしまうなど身勝手であった。オリジナルではマネージャーとコ・ミニョが協力していたが、日本版は美子任せの要素が強い。

そのために美子が一人で悩む展開が多くなり、かえって主人公の存在感が際立った。幼少期の美子と美男の孤児院生活が繰り返し回想され、歌手になるという兄の夢を実現させたいという美子の兄妹愛が強調される。

初回放送の後半は日本版独自のストーリーで、児童養護施設向けコンサートを実現するために美子が奮闘する。A.N.JELLは圧倒的な人気を誇るバンドという設定であるが、日本版ではビッグになるには何か欠けている発展途上の存在と位置付けられている。新メンバー追加もオリジナルではボーカルの喉の負担軽減が理由であったが、日本版は単なる成長路線になっている。
http://www.hayariki.net/6/8.htm
さらに日本版のA.N.JELLは悪意にも曝されている。インターネットでは悪口が書き込まれ、児童養護施設の園長(石坂浩二)からは敵意をむき出しにされる。オリジナルのキム記者に相当するパパラッチ記者は日本版では三人組に増強された。そのような悪条件下でも美子は努力を放棄せず、メンバーや周囲の心を動かすことになる。
http://www.facebook.com/riki.hayashida
主演の瀧本美織はNHK連続テレビ小説『てっぱん』の主人公・村上あかりを演じて、明るく元気な女の子というイメージを確立させた。『てっぱん』の村上あかりの名前には幸せをもたらす明かりであって欲しいという母親の願いが込められている。児童養護施設のエピソードでは美子の奮闘がバンドのメンバーに良い影響を及ぼした。受け身なだけでなく、A.N.JELLを成長させる明かりにもなった瀧本演じる美子に注目である。(林田力)


『マネーボール』

  1. 2012/09/23(日) 21:51:03|
  2. ブログ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
『マネーボール』はブラッド・ピット主演の映画である。メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」のGM(ゼネラルマネージャー)・ビリー・ビーンの半生を描く。原作はマイケル・ルイスのノンフィクション『Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game』である。

球界の常識は、大金をかけて一流の選手を集めることで強い球団になるというものである。その常識を覆した存在が1997年に35歳でアスレチックスのGMに就任したビリー・ビーンである。メジャーリーグの野球選手だったビリー・ビーンは、引退後に貧乏球団アスレチックスのGMとなる。彼は無名の実力派を格安で手に入れ、2000年から4年連続地区優勝を成し遂げた。
http://hayariki.jakou.com/7/6.htm
そこにはデータ分析手法「セイバーメトリクス」による緻密なデータ分析があった。これは消費者が東急不動産から売買代金を取り戻した東急不動産だまし売り裁判に重なる。東急不動産だまし売り裁判でも東急リバブル迷惑隣人説明義務違反や、アルス横浜台町だまし売り裁判、東急ドエルアルス南砂サルーテだまし売りトラブル、湘南袖が浜レジデンス建設反対運動など東急リバブル東急不動産のトラブル事例というデータを重ねることで東急リバブル東急不動産の不誠実さを立証した。


さいとう・たかを『ゴルゴ13 166』

  1. 2012/09/17(月) 12:43:03|
  2. ブログ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
さいとう・たかを『ゴルゴ13 166』は表題作「至近狙撃」を含む4話を収録する。「至近狙撃」はリニアモーターカー利権を背景とした話である。米国国務次官補が来日しリニアモーターカーに試乗することになった。利権そのものの描き方は表層的である。利権にどっぷり浸かってきた日本のゼネコンが被害者側として描かれており、いくら外資では安全性が損なわれると主張したところで説得力はない。東急建設が暴力団を下請けに使っていた事実が明らかになったように日本のゼネコンの闇は深い。

「至近狙撃」の見所はゴルゴの例外的対応である。ゴルゴは「依頼人は包み隠さず依頼の背景を説明しなければならない」というルールを依頼人に課している。もし依頼人が虚偽の説明をした場合、死の制裁が下される。しかし、今回は様子が異なる。依頼人の面子を立てた人情味ある対応と依頼人は分析した。

依頼人の動機は私怨であるが、その内容は怒って当然のものである。相手を殺害したいと復讐心を抱くことは心情的に理解できる。むしろ表向きの理由の方が日本のゼネコンの利権体質を踏まえれば白々しい。単なる利権争いにしか見えない。

故にゴルゴとしては自分が把握している事実を突き付けて依頼人に本音を吐露させることもできた。実際、そのような展開は過去に存在した。この話はゴルゴが例外的対応をしたことが味になっているが、それ故にゴルゴらしくない、連載長期化によるキャラクター設定のブレとマイナス評価することもできる。

次の「環の城」は中国の農村が舞台である。中国の通信社本部を追われた男女の元記者が視点人物である。男性記者の故郷の村に帰ったが、そこでは党地方幹部が横暴の限りを尽くしていた。経済的利益の独占を目論む腐敗した党幹部によって土地を追い出される農民の怒りと悲しみが描かれる。これは中国の特殊事情ではなく、資本主義化する社会で普遍的に見られる病理である。資本主義黎明期のイギリスでは囲いこみが行われた。
http://www.hayariki.net/7/5.htm
現代日本も他人事ではない。東急電鉄や東急不動産は二子玉川東地区再開発(二子玉川RIZE)によって駅前の個人商店を追いやり、二子玉川駅前の土地を独占利用する(林田力『二子玉川ライズ反対運動』)。また、東急大井町線高架下住民は東急電鉄による一方的な立ち退き被害に遭っている(林田力『二子玉川ライズ反対運動3』「東急電鉄が大井町線高架下住民を追い出し」)。

その意味で、この話のラストは印象深い。開発による経済的な利益よりも、人々が暮らし続けられる状態にしておくことが人々の幸せであることを示唆している。


久保帯人『BLEACH―ブリーチ― 56』

  1. 2012/09/16(日) 15:02:04|
  2. ブログ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
久保帯人『BLEACH―ブリーチ― 56』(集英社、2012年)は虚圏での黒崎一護と狩猟隊長のキルゲ・オピーの戦いの続きである。キルゲは表紙にも描かれた。

尸魂界(ソウル・ソサエティ)と見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)が全面戦争に突入する。人気キャラがあっさりと消されてしまい、最終決戦であることを再確認させられる。

バトル漫画では主人公が圧倒的な力を持つことになるが、それが露骨であると興ざめする。『ブリーチ』では護廷十三隊の隊長という個性的なキャラクターを揃えており、主人公の突出を回避していた。しかし、藍染惣右介との戦いでは黒崎一護の独壇場であった。

この巻では一護への期待の大きさが描かれる。理由は明らかにされていないが、一護だけが有効に戦える設定になっている。しかし、その一護に活躍の場は与えられない。主人公が皆の期待を背負ったヒーローになるとの展開は安易だが、期待通りに活躍させないことで意表を突く。絶望的な状況において展開に引き込まれる。

千年血戦篇の敵勢力である「見えざる帝国」(ヴァンデンライヒ)はドイツ語風である。スペイン語風であった破面と差別化している。個性があり、各々に様々な思惑のあった破面に対し、見えざる帝国は全体主義的である。構成員の外見はアランカルよりも人間的であるが、破面の方が人間臭い。

敵ながら憎めない存在もいたアランカルに比べて、見えざる帝国は個性が乏しい。これは星十字騎士団という複数の敵幹部が登場しても変わらない。騎士団も面々は互いにライバル意識を持っているが、アランカルほど深みがない。あくまでステレオタイプな民族文化のイメージになるが、破面も見えざる帝国もスペインやドイツのステレオタイプなイメージとマッチしている。
http://www.hayariki.net/7/8.htm
人権意識の低い日本では欧米先進国と比べてナチスドイツの問題性に対する意識が低い。ロックバンド氣志團がナチス親衛隊の制服を髣髴させる衣装でテレビ出演し、米国ユダヤ人権団体サイモン・ウィーゼル・センターから抗議を受けた。文明国にあるまじきものと非難される。
http://d.hatena.ne.jp/hayariki2/

もっと破廉恥な状況もある。弁護士が自己のマネジメント会社のウェブサイトにハーケンクロイツを掲載した。ハーケンクロイツはナチスの公式シンボルである。親衛隊の制服に似た衣装どころの問題ではない。人権擁護を使命とする弁護士がハーケンクロイツを掲げることは、ロック歌手以上に問題である。この問題もサイモン・ウィーゼンタールに情報提供された。その意味で第三帝国を彷彿させる軍国ドイツ風に憎むべき敵勢力を描くことは日本社会に好影響を及ぼす。(林田力)


『義風堂々!!直江兼続 前田慶次酒語り 5』amazon

  1. 2012/09/11(火) 21:26:04|
  2. ブログ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
武村勇治『義風堂々!!直江兼続 前田慶次酒語り 5』は小田原の陣を描く。直江兼続の出生の秘密に気付いた徳川家康が真相を探らせる。直江兼続は主君以上の器量を評価されながらも、家臣を貫いた人物である。それ故に出生の秘密を知られたところで波乱が起きるものではないことは容易に予想できる。それを武器にしようとする家康が小物に見えるだけである。それでもストーリーには迫力が出てきた。

それは直江兼続を中心としたオリジナルストーリーであることによる。『酒語り』では原哲夫『花の慶次 雲のかなたに』を再構成する話が続いた。これに対して今回はオリジナルであり、前田慶次は登場しない。『義風堂々』は『花の慶次』のスピンオフであり、前田慶次にも華を持たせる必要がある。傾奇者という異色のヒーローを描いて成功した『花の慶次』であったが、『義風堂々』では兼続と慶次という二人の傾奇者が併存することで焦点がボヤけてしまう危険がある。

『花の慶次』は前田慶次を一躍ヒーローに押し上げたが、歴史上の存在感としては直江兼続の方が上である。前田慶次との関係は直江兼続の一部でしかない。慶次との絡みでのみ兼続を描くならば兼続が実際よりも小さくなってしまいかねない。この点で大河ドラマ『天地人』が前田慶次を登場させなかったことに意味がある。直江兼続中心の展開に期待大である。
http://www.hayariki.net/7/6.htm
新たに登場した井伊直政は漫画家のパターンでは悪役顔であるが、単なる悪役では終わりそうにない。キャラクターの深みにも期待が高まる。(林田力)


書店リンク

アマゾン | 楽天ブックス | ビーケーワン | 枕石堂 | Yahoo!ブックス | JBOOK | livedoor BOOKS | オンライン書店e-hon | Neowing | ジュンク堂書店 | 紀伊國屋 | HMV | TSUTAYA | セブン&アイ
前のページ 次のページ