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ブランズタワー南堀江の立地の悪さ

  1. 2012/12/23(日) 21:47:04|
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東急不動産の新築分譲マンション・ブランズタワー南堀江(大阪市西区)やブランズタワー大坂備後町(大阪市中央区)が酷評されている。ブランズタワー南堀江もブランズタワー大坂備後町も立地が悪く、タワーマンションの高級感や開放感がないと指摘される。

ブランズタワー南堀江もブランズタワー大坂備後町も東側には阪神高速の高架が迫る。ブランズタワー大坂備後町は南側にも高架がある。地図では離れているが、肌感覚では近い。

東急不動産に対しては「土地勘のない人間が企画していることが丸分かり」と酷評される。東急不動産の地域性を無視した高層マンション建設は二子玉川ライズやブランズシティ守谷、十条駅西口地区市街地再開発などでも批判されている。
http://hayariki.x10.mx/bingo.html
ブランズタワー南堀江もブランズタワー大坂備後町も間取りの悪さが批判される。ブランズタワー南堀江では据え付けのクローゼットがやたら多いと指定される。「せめて取り去るという選択肢も有っても良い」との意見が提示された。消費者の要望を無視する東急不動産の押し付け体質が現れている。

ブランズタワー大坂備後町は角部屋の廊下が長く、収納力も低い。意図不明なサービスバルコニーのために部屋がいびつになっている。実効面積の割合が小さく、無駄に固定資産税と管理費・積立金を払い続けなければならない理不尽な部屋が多く見られる。内廊下の中住戸は風通しが悪そうである。夏は灼熱サウナ地獄で耐えらず、エアコンの電気代がかさむと予想される。


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中村光『聖☆おにいさん』林田力wiki書評

  1. 2012/12/19(水) 23:15:03|
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中村光『聖☆おにいさん』は『モーニング・ツー』(講談社)で連載中のコメディ漫画である。目覚めた人・ブッダ(釈迦)と神の子・イエス・キリストがバカンスで下界(現代日本)に降りてきて、東京都立川の安アパートで共同生活を送るという設定の際どい作品である。

ギャグテイストの中でも深い宗教理解に通じる真実味を感じさせる描写がある。『聖☆おにいさん(7)』(2011年)では「血の涙を流すマリア像」の秘話や天草四郎のエピソードなど宗教ネタが盛りだくさんであった。さらに神の子として宿命づけられたイエス・キリストが大工の息子として普通の生活を送っていた頃の苦悩である。
http://www.hayariki.net/3/45.htm
『聖☆おにいさん(8)』(2012年)ではアイドルグループのコンサートでファンが熱狂する光景を宗教団体の集会と勘違いする。『聖おにいさん』はマニアックな宗教上のエピソードを背景にしているが、一神教の根本からは逸脱している。イエスが他の宗派を肯定的に評価することは考えられない。世界に例を見ないほど宗教性の薄い日本社会だから成立する作品である(林田力「宗教ネタが深まる『聖☆おにいさん』第6巻」リアルライブ2010年12月31日)。

後半は沖縄旅行である。高級ホテルの宿泊を逆に苦行と捉える発想が痛快である。高級車に乗り、高級マンションに住み、高級レストランで食事したところで庶民生活と質的に異なる文化を生み出している訳ではない(林田力「『紅い棘』 奥菜恵著」オーマイニュース2008年5月1日)。価格に踊らされる消費生活の虚しさを実感する。


ブランズタワー南堀江・ブランズタワー大坂備後町に低評価

  1. 2012/12/18(火) 21:32:04|
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東急不動産の新築分譲マンション・ブランズタワー南堀江(大阪市西区)やブランズタワー大坂備後町(大阪市中央区)が酷評されている。ブランズタワー南堀江もブランズタワー大坂備後町も立地が悪く、タワーマンションの高級感や開放感がないと指摘される。
ブランズタワー大坂備後町は「あいりん臭が漂う土地」「子どものいるファミリーはNG」と評される。ブランズタワー南堀江の近所にはホームレスが定住している。ホームレスはヤンキーに暴行されないように灰色の毛布をかぶった完全防備状態で、一見何かの荷物かと思ったという。
現地すぐ横の歩道兼有料駐輪場は人通りが少ない夜間にヤンキーがスケボーに興じて治安が悪い。これは東京都世田谷区の再開発・二子玉川ライズでも同じである(林田力『二子玉川ライズ反対運動3』「世田谷区民が二子玉川ライズのビル風問題を世田谷区と協議」)。しかもブランズタワー南堀江周辺の深夜はもっと人通りが少なくなり、タクシー運転手の小便所となっている。
ブランズタワー南堀江もブランズタワー大坂備後町も大きな道路に囲まれている。ブランズタワー大坂備後町の近くには阪神高速の高架がある。東側には高架が迫る。南側の高架も肌感覚では近い。ブランズタワー大坂備後町の南側の狭い通りを挟み、郵便局がある。集配の車が頻繁に停発車する。「音が気にならなくて窓を閉め切った生活でもOKならありであるが、ファミリーは子供のこと考えると、このような場所を住居に選ばない」と指摘される。
ブランズタワー南堀江もブランズタワー大坂備後町も圧迫感がある。「手前のビルの壁を眺めることが好きな人は非常に限られるでしょう」と指摘される。ブランズタワー大坂備後町は一ブロック全体がマンション敷地ではなく、同じ敷地内のマンションなどの建物に囲まれている。しかも同じブロック内の建物は敷地目一杯に建てられており、圧迫感がある。ブランズタワー大坂備後町が面している道路は南側と東側だけであるが、どちらも狭い。引っ越し時に苦労することは確実である。
ブランズタワー大坂備後町は上町断層の真上に位置し、震災時の危険性が高い。東側のマンションには入居者募集中の広告が大々的に掲げられている。同じブロック内には飲食店やオフィスがある。同じブロックの西側には再開発ビルがあり、住居の用途で使用しなければならないことになっているが、実際には事務所ばかりである。
東急不動産に対しては「土地勘のない人間が企画していることが丸分かり」と酷評される。東急不動産の地域性を無視した高層マンション建設は二子玉川ライズやブランズシティ守谷、十条駅西口地区市街地再開発などでも批判されている。
ブランズタワー南堀江もブランズタワー大坂備後町も間取りの悪さが批判される。ブランズタワー南堀江では据え付けのクローゼットがやたら多いと指定される。「せめて取り去るという選択肢も有っても良い」との意見が提示された。消費者の要望を無視する東急不動産の押し付け体質が現れている。
ブランズタワー大坂備後町は角部屋の廊下が長く、収納力も低い。意図不明なサービスバルコニーのために部屋がいびつになっている。実効面積の割合が小さく、無駄に固定資産税と管理費・積立金を払い続けなければならない理不尽な部屋が多く見られる。内廊下の中住戸は風通しが悪そうである。夏は灼熱サウナ地獄で耐えらず、エアコンの電気代がかさむと予想される。
新築分譲マンションの購入には時期的な問題もある。消費税増税前の分譲マンション購入は損である。増税前に安く買う筈が、実は増税後よりも高い価格で買ってしまうことになりかねない。過去にも消費税増税後にマンション価格は下落している。消費税増税後の需要の落ち込みに連動して、1998年と99年のマンション価格は急落した。
経済ジャーナリストの荻原博子氏は警鐘を鳴らす。「不動産業者はどこも『増税前に早く買って』とあおるでしょうが、安易に乗るべきではない。需要が落ち込む増税後のほうが、値引き交渉の余地があります。住宅の値引きは100万円単位なので、増税分よりも下がることもあり得る。地価もローンの金利も当面は上がる気配はなく、もしすぐに家を買う必要がないなら、今は焦らずにローンの頭金をためておけばいい」(「住宅購入、消費増税の「駆け込みバブル」に踊らされるな」週刊朝日2012年11月16日号)。
http://www.hayariki.net/1/20.htm


諌山創『進撃の巨人(9)』

  1. 2012/12/16(日) 11:42:03|
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諌山創『進撃の巨人』は『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の漫画である。人類が存亡を賭けて巨人と戦うサバイバル作品である。口コミなどで掲載誌購読層を越えて話題になり、コミックス2巻で累計100万部を突破した。宝島社のムック『このマンガがすごい!2011』(2010年12月10日発売)ではオトコ編首位に輝いた。

物語の舞台は近世ヨーロッパ風の世界である。但し、多くの架空歴史作品と同じく、習俗や技術が部分的に現代的になっている。世界は突如、出現した巨人に支配されていた。巨人は圧倒的に強く、人間を捕らえて食べてしまう。追い詰められ、僅かに残された人類は高さ50メートル以上の頑丈な城壁を作り、その中で暮らしてきた。しかし、その城壁をも破壊する大型巨人の出現により、人類は存亡の危機に追い込まれる。

当初は人間の論理の通じない巨人との弱肉強食のサバイバルという趣の『進撃の巨人』であったが、物語が進むにつれて巨人が人為的な存在であることが浮かび上がる。その謎を解く手掛かりが第6巻のラストで得られたかに見えたが、第7巻でひっくり返される。分かったことは敵勢力が想像以上に巨人を使いこなしていることだけであった。

巨人の謎解きは進まず、第7巻でも第6巻に続いて主人公エレンの決断をめぐる葛藤がメインテーマになる。第6巻では仲間を信頼することで好結果を得たが、第7巻では反対に悲惨な結果をもたらした。唯一絶対の正解を出さないところに『進撃の巨人』の面白さがある。

尾田栄一郎『ONE PIECE』に代表される現代の少年漫画は主人公が信念を貫くことを何よりも大切にする傾向がある。ニュータイプとしての素養を持ちながら地球連邦という腐敗した体制の歯車になる『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイのようなキャラクターは現代では流行らない。このこと自体は「長いものに巻かれろ」の日本社会において非常に好ましい傾向である。

一方で価値観の多様性に立脚しない信念は「俺の考えが唯一絶対」という幼稚でナイーブな独善に陥ってしまう(林田力「大卒から感じた 高卒のギャップ」PJニュース2010年11月23日)。唯一の正解を簡単には出さず、キャラクターに葛藤を続けさせる進撃の巨人はメジャー作品に対抗する価値を提示する。

この巻ではミカサとリヴァイ兵士長の共闘も見物である。天才的な戦闘能力を有するミカサと「人類最強の戦士」と呼ばれるリヴァイの何れが強いか、気になるところである。今回はリヴァイが冷静さを保ち、経験の差を見せつけた。
http://www.hayariki.net/5/32.htm
諌山創『進撃の巨人(8)』では女型巨人と壁の謎が明らかになる。冒頭では人間社会の体制側の腐敗が描かれる。エリート部隊であるはずの憲兵団は腐敗していた。まるで『機動戦士ガンダム』の地球連邦軍のようである。

『進撃の巨人(8)』は人類の敵である巨人と戦う物語であったが、その戦いが腐敗した体制の延命に寄与することになると考えるとバカらしくなる。この点も『機動戦士ガンダム』と重なる。初期ガンダムでは主人公が結果的に腐敗した連邦の歯車になっていることがフラストレーションのたまるところであった。このため、比較的新しいシリーズでは主人公が連邦軍を抜けるなど自立性を高めている。

『進撃の巨人』でもアルミン達はエレンを守るために独自の行動をとる。この点で組織に縛られない現代人的である。アルミン達の行動によって意図せず体制の欺瞞が明らかになる。但し、調査兵団の独断専行は結果オーライと扱われ、体制側との対決は回避された。モヤモヤ感が残るものの、人類は新たな巨人の脅威に直面するという続きが気になるところで終わっている。怒涛の展開に引き込まれる。

諌山創『進撃の巨人(9)』は壁を越えてきたと思われる巨人が内陸部を襲撃するという最悪な状況で始まる。しかし、物語当初のような迫力はなく、何か奇妙である。物語の当初は圧倒的な巨人に対し、非力な人間が生き残りをかけて戦う構図があった。人間を生きたまま食べるという原始的な恐怖と絶望感があった(林田力「『進撃の巨人』第5巻、原点回帰の緊張感」リアルライブ2011年8月18日)。

その後の展開によって、主人公エレンらが人間から巨人になることが明らかになっている。この巻で謎は解明されていないが、恐ろしい仮説が浮かび上がる。人間対巨人のサバイバルバトルとは異なる奥深さが予想される。


『新世紀エヴァンゲリオン (12)』

  1. 2012/12/15(土) 20:00:15|
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貞本義行『新世紀エヴァンゲリオン』は人気アニメのコミックスである。文字通りアニメをコミックス化した感じで、アニメを観るようにスピーディーに読み進められる。同じアニメ先行のコミックスでも活字で読ませる感のある、安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは対照的である。

『新世紀エヴァンゲリオン (12)』はネルフが戦略自衛隊に攻撃される。葛木ミサトの壮絶な最後と碇シンジの不甲斐なさが見所である。シンジの内向的性格が強調されるシーンであるが、過去に観た時ほどのインパクトはなかった。シンジの言動は目の前の問題の解決にはならないものであるが、シンジでなくても同じ状況に置かれたならばシンジのような言動をしても、それほど異常とは思えなかった。
http://www.hayariki.net/6/60.htm
『新世紀エヴァンゲリオン』は主人公シンジの普通の少年とは違う内向的な性格が大きな特徴とされているが、あまり特別に感じなくなっている。シンジの言動に違和感がなくなってきたことは、日本社会が焼け野原から経済大国にしてしまうような前に進むだけのガンバリズムでなくなってきた好ましい傾向の現れである(林田力「『家政婦のミタ』『専業 主婦探偵』ガンバリズム否定の労働者像」リアルライブ2011年12月27日)。

『新世紀エヴァンゲリオン (13)』では人類補完計画が発動される。碇ゲンドウは個人的な動機で人類補完計画を進め、理知的な赤木リツコも感情的に振る舞う。いくら偉ぶっていても人を突き動かすものはエゴである。

現在の人間関係の醜さと対照的に回想シーンは美しい。むしろ美しい過去が強烈であるからこそ、と言うべきか。しかし、それほど大切な人を失ってしまう実験とは何であるのか。科学の業を感じてしまう。

同じく人気アニメをコミックスとして再構成した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも回想シーンは充実していた。回想シーンを充実させることで、登場人物の奥行きが増し、作品世界が豊かになる。(林田力)


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